診療時間
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人工透析 〜 |
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当院の人工透析について
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FEATURE 01
透析専門医による、きめ細かな診療
透析診療の専門医として経験豊富な院長が各種診療ガイドラインに基づきつつ、患者さんの病状に応じたきめ細かなテーラーメード透析医療を実践します。
また、透析患者さんには定期的に血液検査・レントゲン検査・生理学的検査・超音波検査・CT検査等を受けていただき、至適透析の確認・患者さんの健康管理を行うこととともに、合併症や併存疾患の早期発見・早期治療に努めます。
特に透析患者さんにとって重要なシャントについては、概要やトラブル、当クリニックでの対応方法を纏めたページをご準備しております。シャントについてよりご確認頂けます。 -
FEATURE 02
最新の透析設備を導入
当院では、最新の透析機器を導入し、血液透析・オンライン HDF・その他の血液浄化法を行っております。
透析を長期間続けると起こってくる合併症の予防、皮膚掻痒症やむずむず脚症候群、食欲不振、不眠、貧血、栄養不良などの改善、透析中の血圧安定、ひいては寿命の延長も期待できます。 -
FEATURE 03
身近で何でも相談できる総合診療(プライマリ・ケア)の実践
透析患者さんの高齢化が進み、腎不全と関係のない併存疾患を有する方が増加しています。プライマリ・ケア診療や総合診療の専門医でもある院長が、患者さんの疾患に合わせて、当院で診療、または基幹病院や地域の他診療科の開業医の先生方と連携しながら、必要な医療を適切な時期に受けられるように、対応をしていきます。
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FEATURE 04
腎移植に関して
他の先進国と比べ我が国では移植医療が著しく遅れています。その中でも大阪府は移植医療に関しては先進的な地域です。
腎移植をご希望の患者さんには大阪大学医学部附属病院移植医療部やその関連病院をご紹介し、必要な対応をいたします。 -
FEATURE 05
従業員満足度の高い労働環境の提供
クリニックのスタッフの仕事に対する満足度が高くないと、患者さんにも満足して頂ける医療・看護・介護の提供は難しいと考えています。ハラスメントのない、従業員満足度を高く維持できるような労働環境を充実させ、ゆとりと笑顔にあふれた医療・看護・介護の提供を目指します。
オンライン HDF
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オンラインHDFとは
「透析(Dialysis)」という物理現象を用いて体内の老廃物や尿毒素を除去するのが透析療法で、この原理を用いて血液から老廃物や尿毒素を除去する治療法が血液透析(Hemodialysis: HD)です。
これに対し、「濾過(Filtration)」という物理現象を用いて同様の治療を施すのが血液濾過(Hemofiltration:HF)で、これらを組み合わせた治療法が血液透析濾過(Hemodiafiltration:HDF)です。「濾過」を伴う治療では、回路内=体内に大量の水分と電解質を補充する必要があり、その補充液は通常の点滴と同様の清潔さが求められます。成分的には透析液と同様なので、透析液を点滴可能なレベルにまで清廉化してHDFを行うのが「オンラインHDF」です。
これらの基本原理をきちんと説明するにはかなりのボリュームが必要であり、インターネットで「オンラインHDF」で検索すると多くの専門医療機関が説明しているのでそちらをご覧下さい。院長にご質問して頂いても結構です。
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オンラインHDFの利点
「透析」に比べ「濾過」では、よりサイズの大きな老廃物や尿毒素の除去が可能である一方、小さいサイズの老廃物や尿毒素の除去はやや劣ります。慢性腎不全における各種慢性合併症は比較的サイズの大きな尿毒素(中分子量尿毒素)が関係していることが解っているので、「濾過」の方が合併症予防に有用とされています。
一方、透析治療中の血圧変動はサイズの小さな物質が血液中から急速に除去されることが原因であるため、これらの除去効率が低い「濾過」の方が血圧などの透析療法中の循環動態安定化に有用です。 -
オンラインHDFを受けることができる人
現在ではオンラインHDFの適応に制限はありませんが、主に透析中の血圧の変化が大きい患者さんや、中分子量尿毒素によると考えられる合併症を有する患者さんが適応になります。但し、「濾過」の方が栄養に関連する物質の喪失が多い傾向があるので、低栄養状態の患者さんへの実施は慎重に検討する必要があります。
当院の透析機は全てオンラインHDFに対応しているので、治療法選択は患者さんと相談して決定して参ります。